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コラム エクステリア・外構工事業者の選び方8選
公開日:2023.2.15 / 最終更新日:2023.5.23

エクステリア・外構工事業者の選び方8選

夢のマイホームを購入するにあたって、外構にこだわりたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?
特にペットを飼われているご家庭は、外で遊べるように庭も充実させたいですよね。

そこで本記事では、エクステリアや外構の工事業者の選び方を徹底解説します。
これから工事業者を探される方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

外構工事とは

外構とは、家の外観を形成する「門」「フェンス」「アプローチ」「カーポート」「コンクリ―ト」などの構造物のことです。
外構工事では、上記のような構造物を家の外に設営したり、住みやすくするために地面を整えたりします。

外構と似ている言葉に「エクステリア」が挙げられますが、両者は意味が異なります。
エクステリアは、家の外側の空間を指すので、複数の外構が合わさった空間全体が、エクステリアであると考えるとよいでしょう。

エクステリア・外構工事業者の正しい選び方

外構工事を依頼する際には、業者の選び方にもポイントがあります。

  • ・資格の有無
  • ・施工実績
  • ・デザイナーの在籍有無
  • ・見積もり時に現地調査をしているか
  • ・アフターフォロー
  • ・担当者との相性
  • ・近隣住民への配慮
  • ・エンドユーザーと直接契約しているか

希望する条件に合った優良業者に出会うためにも、上記で紹介した8つのポイントを押さえて、業者を探してみてください。

ポイント①資格を有しているか

エクステリア・外構工事は、施工にあたって必要な資格はないので、知識があり、図面作成ができれば、誰でも施工が可能です。
しかし、きれいな仕上がりが期待できる、優良業者をお望みであれば、以下の資格を取得している業者を選びましょう。

【エクステリア・外構工事に関する資格】

  • ・造園施工管理技士
  • ・造園技能士
  • ・土木施工管理技士
  • ・エクステリアプランナー
  • ・建築士
  • ・給水装置工事主任技術者
  • ・排水設備責任技術者
  • ・配管技能士
  • ・建築施工管理技士

上記の資格は、必ず取得しなければならないわけではありません。
しかし、業者自身の実力を示すものでもあるので、有資格者は高い技術を持っていると考えてよいでしょう。

そのため、取得している資格の種類が豊富な業者であれば、対応してもらえる業務の範囲も広がります。
工事の仕上がりに後悔したくない方で、業者の選び方に迷った場合は、有資格者が多く所属している業者を選ぶことをおすすめします。

ポイント②実績があるか

エクステリア・外構工事業者を選ぶときは、必ず業者の実績も確認しましょう。

日本全国に数多くの施工業者がいるので、聞いたことがある会社や規模の大きい会社を選んでしまいがちですが、よい業者を選ぶためには、業者が過去に行った施工実績が大切です。
規模が大きく有名な会社でも、実際に施工するのは専門知識を有した職人です。

職人のレベルによって、仕上がりも変わってくるので、過去に行った工事内容や期待できる工事のクオリティは、過去の実績を見て把握しておきましょう。

当サイトを運営する『ガーデンコンシェルジュ』の施工事例はこちら

ポイント③デザイナーが在籍しているか

エクステリア・外構工事においては、有資格者による高い技術が必要ですが、家の雰囲気を決めるエクステリアは、デザインのセンスも重要です。

そのため、依頼を検討している業者に、デザイナーが在籍しているのかどうかも事前に確認しておきましょう。
また、そのデザイナーが、過去に手掛けたデザインも確認しておくと、自分のイメージと合うかどうかも確かめられます。

センスのよいデザイナーは、想像しているデザインに対して複数の提案をしてくれます。
相談の段階では漠然と思い描いているものを、具体的にまとめてくれるデザイナーが所属している業者を選ぶとよいでしょう。

ポイント④見積もり時に現地調査を行っているか

見積もりを依頼するときは、現地調査を行っている業者を選びましょう。

エクステリア・外構工事は、庭や門周辺をしっかりと計測しなければ、明確な見積もりが出せません。
顧客に対する誠意がないと、軽く見るだけでしっかりとした調査を行わず、現地調査を省略する業者もいます。

現地調査を行わずに作成された見積もりでは、追加費用を請求されたりイメージ通りの仕上がりにならなかったりするといったトラブルも起こりえます。
工事の保証がつけられていないこともあるので、提示された見積もりが明瞭であるかどうかも確かめましょう。

 【関連記事】
外構工事の見積もりをとる際に押さえておきたいポイント

ポイント⑤アフターフォローがあるか

エクステリア・外構工事は、工事が終了すれば終わりというわけではなく、定期的にメンテナンスを行わなければなりません。
そのため、業者の選び方に迷ったら、契約内容に、工事後のアフターフォローといった保証制度が含まれているかどうかも、確認しておきたいポイントです。

保証制度がついていれば、無料あるいは割引価格でメンテナンスをしてもらえます。
どのような保証制度がついているのかは、契約時に確認することが大切です。

ポイント⑥担当の人柄や相性は合っているか

依頼を検討している業者の担当者の人柄や相性は、ご自身と合っていますか?

エクステリア・外構工事は、施工に至るまでに何度も打ち合わせをして、担当者とコミュニケーションをとる必要があります。
そのため、担当者の対応やマナーが悪く、相性が合わないのであれば、担当者を変えてもらうか、業者そのものを変えましょう。

たとえば、問い合わせに対する返事のスピード、打ち合わせ時間の厳守などのように、最低限のマナーがともなっているのかは、見極めておきたいポイントです。
また、電話においての受け答えといった細かい部分も、仕事への取り組みが感じられるので、工事に影響が出る可能性があります。

信頼できる担当者とコミュニケーションを図り、積極的に提案してもらいましょう。

ポイント⑦近隣住民への配慮があるか

エクステリア・外構工事を行う際は、近隣住民にも少なからず騒音やほこりなどの影響があります。
ほとんどの工事業者は、これらに対するトラブルを防ぐために、挨拶回りを行ってくれます。

もし、挨拶がない状態で、工事が始まると、騒音によるクレームや工事車両の駐車位置のトラブルなどが起こりかねません。
依頼時に、近隣住民への配慮はあるのかどうかも確認しておきましょう。

ポイント⑧エンドユーザーと直接契約しているか

エクステリア・外構工事を依頼する際は、エンドユーザーと直接契約している業者を探しましょう。

全国や幅広い地域の工事に対応している業者は、とても魅力に感じるかもしれません。
しかし、このような業者は、自社で施工せずに、下請け業者に工事を依頼している可能性があります。

地域に密着して直接工事を請け負っている業者に比べると、自社で施工していない業者は、手数料が含まれている分、費用が高くなりやすいので注意しましょう。

この点、エンドユーザーと直接契約している業者であれば、顧客のこだわりを実現するためのノウハウを豊富に蓄積しています。
価格だけではなく、仕上がりという観点でも、エンドユーザーと直接契約している業者との契約をおすすめします。

エクステリア・外構工事業者を選ぶ際に押さえておきたい3つの注意点

ここまで、工事業者の選び方を徹底解説してきましたが、ここからは、押さえておきたい3つの注意点を紹介します。
以下の注意点に、現在依頼を検討している業者が、1つでも当てはまっていれば、トラブルを避けるためにも別の業者を探しましょう。

注意点①交渉したその場で価格が安くなる

現地調査のうえ、正式に提出された見積もりに対して、簡単に値引きに応じる業者には気を付けましょう。

値引きを交渉すればするだけ価格が下がるのであれば、そうしたほうが得のようにも思えるかもしれませんが、正式な見積もりは、そう簡単に値引きできるものではありません。
業者側で一度会社に持ち帰ったうえで、図面を見返して設計士と相談したり、資材を調整したりする必要があるからです。

見積もりを提出してもらったその場で値引きされると、資材が不足したり、仕上がりに不備が出たりするリスクも考えられます。

提出された見積もりに不安があれば、複数の業者に相見積もりをとって、適正価格かどうかを確かめましょう。

注意点②他社の図面を要求してくる

複数の業者に問い合わせて、同時に見積もりを依頼した場合、どこかの業者は断ることになります。
もし、「A社のデザインが気に入ったので、今回はお断りします」と伝えたときに、「同様のデザインで、費用を安くするから弊社を選んでほしい」と言う業者には注意しましょう。

他社のデザインをそのまま流用することはルール違反であり、トラブルにつながりかねません。
上記のような提案をされたとしても、必ず断りましょう。

注意点③支払いが一括前払い

エクステリア・外構工事の依頼後は「契約時」「着工時」「完成時」の3回に分けて、料金を支払います。
業者によっては、完成後に一括後払いのところもありますが、複数回に分けて支払うことが一般的です。

一括前払いで提示してくる業者は、売上不振や資金に関するトラブルを抱えている可能性があるので、必ず理由を聞きましょう。
前払いで料金を支払ったあとに、業者と連絡が繋がらなくなったり、逃げられてしまったりするケースを防ぐためです。

エクステリア・外構工事業者の探し方

エクステリア・外構工事業者は、「専門業者」「ハウスメーカー」「建築会社」「ホームセンター」のなかから選びます。

新たに業者を探す際には、インターネットや本、雑誌で調べる方法のほかに、イベント参加や比較サイトを活用するといった方法もあります。
また、実際にエクステリア・外構工事を依頼したことがある知人に、話を聞くことも有効です。

スムーズに業者を探せるように、上記の方法をぜひ活用してみてください。

エクステリア・外構工事業者へ依頼する際の流れ

エクステリア・外構工事を依頼する業者が見つかったものの、どのように進めればよいのかがわからずお困りの方もいらっしゃるかもしれません。
以下で、エクステリア・外構工事業者へ依頼する際の流れをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

【エクステリア・外構工事を依頼する際の流れ】

  1. 1.エクステリア・外構工事業者に連絡する
  2. 2.要望を伝えて現地調査をしてもらう
  3. 3.見積もりや完成予想図をもらう
  4. 4.契約後、工事を始めてもらう

依頼する業者が決まれば、まずは直接問い合わせて、工事の要望を伝えましょう。
実際に現地調査をしてもらったうえで、具体的な見積もりや工事後の完成予想図などを確認して、問題がなければ契約します。

契約後は、工事を始めてもらい、途中経過の確認などで業者とコミュニケーションを図りましょう。

外構工事の期間について詳しくはこちら>>>外構工事にかかる期間は?外構のスタイルや構造物ごとに解説

【業者別】エクステリア・外構工事を依頼するメリット・デメリット

ここでは、エクステリア・外構工事を「専門業者」「ハウスメーカー」に依頼する場合の、メリット・デメリットを紹介します。
それぞれの業者別に紹介するので、専門業者とハウスメーカーのどちらに依頼するかを迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

エクステリア・外構工事専門業者

エクステリア・外構工事の専門業者に依頼すると、工事費用は安く抑えられて、希望するデザインに仕上げられるといったメリットがあります。

専門業者は、お客様と直接契約を結ぶため、余分な仲介費用がかかりません。
エクステリアや外構工事のプロでもあるため、プランニングにも無駄がなく、さまざまなデザインに対応しています。

しかし、業者の数が多いことから、ご自身で探す場合は手間がかかります。
複数の業者に見積もりをとって検討しても、希望に合った優良業者が必ず見つかるわけではありません。
業者によって得意分野が異なるので、イメージする工事内容に適した業者を探すのは、時間がかかることも想定しておきましょう。

ハウスメーカー

家の建築を任せたハウスメーカーに、外構工事を依頼すれば、業者を探す手間がかかりません。

家の建築と一緒にエクステリア・外構工事を依頼すると、住宅ローンに組み込めます。
ただし、住宅ローンは、あくまで住宅の建築費用に限った場合に利用できるものなので、エクステリア・外構工事のみを依頼する場合には利用できません。

ハウスメーカーに外構工事を依頼するデメリットは、専門業者と比べると、手数料が上乗せされるので費用が高くなりやすいこと、工事内容に詳しくない可能性があることです。
エクステリア・外構工事に関するコツや注意点などが、押さえられていない担当者もいるので注意しましょう。

専門業者かハウスメーカーどちらに依頼すべきかお悩みの方は、こちらをご覧ください>>>外構工事はハウスメーカーに頼まないほうがよいのか?

エクステリア・外構工事を成功に導くための2つのポイント

エクステリア・外構工事を失敗しないためにも、ここで紹介する2つのポイントを押さえておきましょう。

ポイント①完成後のイメージや要望をしっかり伝える

どの業者に依頼する場合でも、どのようなエクステリア・外構にしたいのか完成後のイメージを具体的に伝えることが大切です。

ご自身が想像している仕上がりを実現するためには、要望をしっかり伝えておきましょう。
漠然とした要望を伝えても、業者に伝わらなければ、想像している仕上がりにはなりません。

もし、自分の口で伝えられなそうであれば、インターネットや雑誌を使って写真を準備しておくと、スムーズに共有できるので試してみてください。

こちらの記事では外構・エクステリア工事の失敗例や、失敗しないためのポイントを詳しく解説しています。工事をお考えの方はぜひ合わせてご覧ください。
【関連記事】
外構・エクステリア工事の失敗例と失敗しないための方法

ポイント②予算もしっかり伝える

エクステリア・外構工事は、こだわればこだわるほど、かかる費用は高くなります。

あらかじめ、予算の上限を決めたうえで業者に伝えておくと、予算内でプランニングしてもらえます。
イメージどおりの仕上がりを目指したあまり、予算を超えてしまうと、一からプランニングをやり直さなければならない可能性もあるので注意しましょう。

エクステリア・外構工事業者は求める要望に合う業者を選ぼう

いかがでしょうか?

外構工事とは、家の外観を形成する「門」「フェンス」「アプローチ」「カーポート」「コンクリ―ト」などの構造物を、家の外に設営する工事のことです。

工事業者を探す際には、さまざまな選び方がありますが、自身のイメージが実現できるのか、要望に沿った提案をしてもらえるのかといった点を重視しましょう。
エクステリア・外構工事に対応できる業者は数多くいるので、複数の業者から見積もりをとり、条件に合う業者を選定することが大切です。

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