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コラム 外構工事にかかる費用相場は?工事の種類別に紹介
公開日:2023.4.21 / 最終更新日:2023.4.26

外構工事にかかる費用相場は?工事の種類別に紹介

ご自宅の外構工事やエクステリア工事を検討しているものの、工事の費用相場が分からず「どのくらいの予算を組めばよいのだろう」とお困りの方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、外構工事やエクステリア工事にかかる費用相場や、工事費を安くするために押さえておきたいポイントなどを詳しく紹介します。
ご自宅のリフォーム工事をスムーズに進めたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

新築での外構工事の費用相場

新築での外構工事にかかる費用相場は、100万~400万円程度です。ただし、この数値はあくまでも目安であるため、外構面積や工事場所などによって費用は変動します。

なかには、住宅本体の建設費用を抑えつつ、外構工事やエクステリア工事に500万円以上かけるケースもあります。

外構リフォームの費用相場

外構リフォームにかかる費用相場は、50万~200万円程度です。

門まわりや駐車場など、施工箇所が限定されているため、新築での外構工事と比較すると費用を抑えられます。
ただし、複数の箇所を同時に工事する場合や、グレードが高い素材を使う場合は、工事に200万円以上かかることもあります。

【外構スタイル別】工事費の相場

外構スタイル 費用
オープン外構 50万~150万円
クローズ外構 150万~300万円
セミオープン外構・セミクローズ外構 100万~250万円

住宅の外構スタイルは「オープン外構」「クローズ外構」「セミオープン外構・セミクローズ外構」の3種類に分かれており、工事費の相場も異なります。
それぞれのスタイルの特徴、ならびに工事費の相場を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

オープン外構

オープン外構

「オープン外構」とは、住宅まわりを門やフェンスで囲わない、構造物をほとんど設置しない、あるいは低めの構造物のみを設置する外構スタイルのことです。
視界を遮断する塀やフェンスなどを設置しないため、家の中に光や風を取り入れられます。
また、開放感があるため、敷地の面積が限られていても空間が広く見えます。

オープン外構の工事費の相場は、50万~150万円程度です。
後述する「クローズ外構」と比較すると、建材をあまり使わず、工期も短いため、費用を抑えられます。

クローズ外構

クローズ外構

外部からの視線を遮る「クローズ外構」では、住宅まわりに高めの塀やフェンスを設置します。
防犯性が高く、プライバシーが守られることはもちろんですが、隣家との境界がはっきりするため、境界トラブルが起こりにくいという点も特長です。

ただし、工事には多くの建材が必要であることにくわえ、工期も長期にわたるため、150万~300万円程度の費用がかかります。

セミオープン外構・セミクローズ外構

セミオープン外構

上記で紹介した、オープン外構とクローズ外構の両方の要素が反映された外構スタイルが、「セミオープン外構」「セミクローズ外構」です。
部分的に塀やフェンスを設置して防犯性を高めたり、玄関先の構造物をなくしたりと、それぞれの外構スタイルのメリットを取り入れています。

工事費の相場は、100万~250万円程度です。

【箇所別】外構工事の費用相場

工事箇所 費用
門回り 25万~30万円
玄関アプローチ 20万~50万円
50万~100万円
フェンス 30万~100万円
駐車スペース 20万~100万円
20万~150万円
テラス・ウッドデッキ 40万~200万円
ガーデンルーム 100万~400万円
植栽 10万~20万円
物置 10万~50万円
証明まわり 10万~20万円

ここからは、住宅の外構工事にかかる費用相場を、施工箇所別に紹介します。
施工されることが多い箇所をピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

門まわり

門

住宅のイメージにかかわる、門まわりの外構工事の費用相場は、20万~30万円程度です。
門塀だけではなく、ポストや表札なども門まわりの工事に含まれます。門扉はピンキリなのでこちらは含みませんでした。

玄関アプローチ

玄関アプローチ

玄関から門までの空間である「玄関アプローチ」を工事する場合は、20万~50万円程度の費用がかかります。
玄関アプローチの工事では、主に玄関先のタイルを張り替えたり、コンクリートや砂利で段差を作成したりします。

防犯性の向上やプライバシー保護を重視するのであれば、塀の設置は必須です。
設置費用には、少なくとも50万~100万円程度はかかります。

なお、住宅の面積が広く、塀の種類(使われる素材)のグレードが高いほど、工事費も高くなります。

フェンス

塀と比較すると、プライバシー保護や耐久性の面では劣りますが、フェンスを設置することも防犯性の向上に役立ちます。
フェンスの外構工事にかかる費用相場は、30万~100万円程度であるため、塀よりも工事費を抑えられます。

アルミや樹脂など、材質の選択肢の幅も広いため、住宅のデザイン性を重視される方にもおすすめです。

駐車スペース

駐車スペース

車庫やガレージなどの駐車スペースも外構工事の対象であり、20万~100万円程度で工事を依頼できます。

雨や雪除けの屋根をつける工事のみであれば10万円前後に抑えられますが、シャッターや電動式のゲートをつける場合は、工事費が100万円を超える可能性もあります。

庭

家族の安らぎの場である、庭の外構工事を業者に依頼する場合は、20万~150万円程度の費用がかかります。

庭に芝生を敷いたり、部分的にタイルを敷いたりする簡単な工事であれば、10万~50万円程度で対応してもらえるでしょう。
ただし、大がかりなデッキを設置する場合や、庭全体を緑化する場合は、50万~150万円程度の費用がかかります。

テラス・ウッドデッキ

テラス

庭先にテラスやウッドデッキを設置するのであれば、40万~200万円程度の予算を確保しましょう。

テラスは、屋根や柱の有無によって工事費が変動するため、費用を重視する場合は、柱をつけずに屋根のみを設置すれば、比較的安価に抑えられます。
また、ウッドデッキは、タイル製の素材であれば費用を抑えられますが、グレードの高いヒノキやケヤキなどの木材を使うと、工事費は100万円以上かかります。

ガーデンルーム(サンルーム)

ガーデンルーム

室内にいながら日光浴や植物栽培を楽しめる「ガーデンルーム」は、100万~400万円程度で施工してもらえます。

なお、ガーデンルームは、お住まいの自治体によっては「増築」と見なされ、固定資産税がかかります。
また、指定建ぺい率を超えると「既存不適格」「違反建築物」と判断され、保険が適用されなくなったり、物件が売却できなくなったりする可能性もあるため注意しましょう。

植栽

庭や玄関先に、植栽工事を依頼するのであれば、10万~20万円程度の費用が発生します。
外部からの目隠しや防音に役立つ生垣を植える場合は10万円前後、庭を引き立たせるシンボルツリーを植える場合は15万~20万円程度はかかるでしょう。

物置

住宅の収納スペースを拡張するのであれば、物置の設置は必須です。
一般的なサイズの物置は10万~15万円程度で設置できますが、大きいサイズのものや、防犯性能が高いものであれば、30万~50万円程度の費用がかかります。

照明まわり

住宅の防犯性やデザイン性を向上させるために、照明まわりも工事するのであれば、少なくとも10万~20万円程度の費用がかかるでしょう。
人感センサー付きのライトや、足元を照らすフットライト、おしゃれな雰囲気を演出できるボラードライトなど、費用対効果に優れるさまざまな照明があります。

また、以前までは白熱電球や蛍光灯が主流でしたが、近年では、寿命が長く、ランニングコストが安いLED照明が注目されています。

※デザインや素材を重視される場合、価格は必然的に高くなってまいります。品質にこだわるガーデンコンシェルジュでは、平均的な外構工事に比べて価格は上がるかもしれませんが、同様にデザインや施工の質も上がります。弊社はお客様の希望を形にする自信があります。まずはご相談ください。

外構工事の費用を抑える方法

前項で紹介したとおり、住宅の外構工事にかかる費用は高額であるため「なるべく工事費を抑えたい」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、住宅の外構工事の費用を抑える方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

※費用を安くし過ぎたため失敗する場合もございます。費用を抑え過ぎるのには注意が必要です。

ポイント①ハウスメーカーではなく専門業者に依頼する

ハウスメーカーに外構工事を依頼すると、仲介料をはじめとした諸経費が工事費に上乗せされ、費用が高くなります。
余計な費用を支払わないためにも、外構工事は専門業者に依頼することをおすすめします。

また、ハウスメーカーと外構工事業者から提示された見積もりが同額程度でも、専門業者はデザインや取り扱っている素材のレパートリーが幅広いため、工事の品質に優れていることが多いです。

ポイント②相見積もりをとる

工事業者を選ぶ際は、1社に絞り込むのではなく、相見積もりをとり、複数の業者の工事費を比較することをおすすめします。

ただし、費用の安さを重視するあまり、工事の技術が低い、あるいは工期が長い業者も存在します。
「工事の仕上がりが予想と違った」という事態を避けるためにも、工事費だけではなく、技術や評判なども加味したうえで、ご自身が希望する条件に合った業者を選びましょう。ホームページや、SNSなどの施工事例を確認したり、受賞歴などがあるかを目安にすると良いかもしれません。

こちらの記事では外構工事の見積もりをとる際のステップやポイントについて詳しく紹介しています。合わせてご覧ください。
【関連記事】
外構工事の見積もりをとる際に押さえておきたいポイント

※ガーデンコンシェルジュでは高品質な施工を提供(担保)するため、2社以上での相見積もりをお断りさせて頂いております。

ポイント③シンプルなデザインを選ぶ

一般的に、外構工事やエクステリア工事は、デザインが複雑であるほど材料費がかかるため、結果的にコストも高くなります。
そのため、細部にこだわらず、シンプルなデザインを選ぶことでも、工事費を抑えられます。

ただし、デザインをシンプルにしすぎると、かえって安っぽい印象を与えたり、耐久性が損なわれたりする可能性があるという点には注意しなければなりません。
「シンプルでよい部分はシンプルにする、こだわる部分はこだわる」といったメリハリをつけることも、視野に入れてみてください。

ポイント④安い素材を選ぶ

工事に使われる素材のグレードを落とすことも、工事費を安くすることにつながります。
たとえば、「レンガ塀ではなくブロック塀を選ぶ」「地面にはコンクリートではなく、砂利を使う」といったように、安い素材を使うことがポイントです。

ただし、費用を抑えるために、安い素材のみを選んでしまうと、デザイン性だけではなく、機能性や耐久性も失われます。
「耐久性を重視したい部分は素材のグレードを上げる」「あまり目につかない部分は安い素材を使う」など、施工箇所によって素材を使い分けることをおすすめします。専門業者ですと取り扱っている素材の知識が幅広いため、抑えると事、抑えてはいけない個所を適切に判断してくれます。

ポイント⑤DIYを取り入れる

外構工事をすべて業者に依頼するのではなく、部分的にDIYを取り入れることも、工事費の削減に効果が期待できます。
大がかりな工事を個人で行うことは難しいですが、表札や郵便受けの作成、電気工事がいらない照明の設置などであれば、DIYでも対応可能です。

日曜大工が得意な方は「自分だけで対応できそうだな」と思える部分は、DIYを試みましょう。

外構工事で使用できるローンについて

外構工事では、以下3つのローンが使用出来る場合があります。

  • ・住宅ローン
  • ・リフォームローン
  • ・カードローン

住宅ローン

住宅ローンとは、その名のとおり、戸建て住宅やマンションなどの不動産の取得に際して、利用できるローンのことです。

外構工事単体では、住宅ローンの対象とはなりません。
ただし、住宅の施工業者が認めた場合は、外構工事の費用を住宅ローンに組み込める場合があります。

リフォームローン

住宅のリフォーム費用を支払うためのローンです。

住宅ローンと違い、外構工事単体で利用できるため、ご自身で選んだ業者に外構工事を依頼しようとお考えの方は、リフォームローンの利用をおすすめします。

カードローン

金融機関やカード会社が提供している個人向けのローンです。
利用者は、付与された利用可能枠の範囲内で、融資を受けられます。

ほかのローンと比べて審査が早く、また審査に通過しやすいという特徴があります。
そのため、早く融資を受けたいという方や、ほかのローンの審査に通過しなかったという方は、カードローンを選ぶとよいでしょう。

【関連記事】
外構工事で利用できる3つのローンとメリット・デメリット

外構工事業者やエクステリア工事業者を選ぶ際に押さえておきたいポイント

外構工事やエクステリア工事を専門とする業者は多いため「どのような基準で業者を選べばよいのだろう」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは、業者を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

ポイント①実績がある

施工箇所が同じでも、業者ごとに仕上がりには差がでます。
業者の技術は実績に比例するため、Webサイトやカタログなどをチェックして、過去の工事の実績や施工例などを確認することをおすすめします。

施工の実績が豊富である業者や、ユーザーからの評価が高い業者であれば、工事に失敗する可能性は低いでしょう。

当サイトを運営する『ガーデンコンシェルジュ』の施工事例はこちら

ポイント②見積もりが明瞭である

外構工事やエクステリア工事の専門業者のなかには、見積もりの内訳を提示しない業者や、工事が終わったあとに、見積書に記載されていない費用を請求する業者もいます。
トラブルを避けるためにも、明瞭な見積もりを提示してもらえる業者を選ぶことをおすすめします。

ポイント③地域密着型で活動している

地域密着型の業者であれば、工事後にトラブルが生じた場合はもちろんですが、追加で工事を依頼する場合でも、すぐに駆けつけてもらえます。
また、長期的な付き合いになれば、追加で工事を依頼する際にアドバイスをもらえることも。

外構工事やエクステリア工事にかかる費用相場は100万~500万円程度

いかがでしたでしょうか。

新築での外構工事にかかる費用相場は100万~400万円程度だとされています。ただし、この数値は目安であるため、外構面積や外構スタイル、工事場所などの要因で変動します。

また、外構工事を依頼する業者を選ぶ際は、工事費だけではなく、業者の技術や評判なども加味したうえで、ご自身が希望する条件に合った業者を選びましょう。

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